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プロフィール

茂木 秀則 モギ ヒデノリ

所属部署名 理工学研究科 環境科学・社会基盤部門 電話番号
職名 准教授 ■FAX番号
住所 埼玉県さいたま市桜区下大久保255 ■メールアドレス
■ホームページURL

プロフィール

兼担研究科・学部

工学部 建設工学科社会基盤創成

研究分野

地震工学
地盤震動
キーワード:地震波動 , 地盤震動 , 不整形地盤 , 散乱 , 非線形性 , 落石危険度 , 常時微動

現在の研究課題

アレー観測記録に基づく地震波伝播性状の検討
主要な研究テーマは,弾性波動理論に基づく地震動の推定手法および地震動の確率分布に関する研究であり,具体的には境界要素や離散化波数法による地震動応答解析などの弾性波動理論に基づく研究と,観測記録の統計解析や確率過程としての波動現象に関連する研究を進めている。今後,波動理論と地震動の確率分布の双方の知見に基づいた,より合理的な地盤震動特性の評価手法を展開していくことを目指している。
常時微動観測に基づく落石危険度の推定手法の確立
常時微動観測に基づく地盤の増幅特性の検討
不整形地盤の地震応答特性の解析

所属学会

所属学会
建築学会
地震工学会
米国地震学会

学歴

取得学位
博士(工学) , 埼玉大学 , 地震動の空間的なばらつきと地盤の増幅特性の評価
工学修士

研究職歴等

研究職歴
2008 , 埼玉大学工学部准教授
2001 - 2000.9 , 埼玉大学工学部講師
1994 - 2001 , 埼玉大学工学部助手

研究活動業績

研究業績(著書・発表論文等)

論文
中程度の強震動によるロックフィルダム堤体の挙動
ダム工学,1(33):16-25 2023
茂木 秀則,陳翔,伊藤邦展

NIOM Analysis of Earthquake Observation Records in a Rockfill Dam
Bull. Seism. Soc. Am.,112.2:1080-1100 2022
Hidenori Mogi and Hideji Kawakami

地震観測記録に基づくロックフィルダム堤体の測度構造の推定
ダム工学,29(3):181-190 2019
茂木秀則,曽田英揮,荒井大輝,佐藤信光

ロックフィルダムの地震観測記録に基づく地震波の伝播速度の検討
日本地震工学会論文集,18:4 2018
茂木秀則,川上英二

長期間の地震観測記録に基づくロックフィルダムの動的物性評価
ダム工学,27,4:254-264 2017
茂木秀則,曽田英揮,田那部直也,佐藤信光

KiK-net日野における2000年鳥取県西部地震とその前後の地震波の伝播時間
日本地震工学会論文集,16.1:1-9 2016
茂木秀則, 川上英二, 内海満希

ロックフィルダムにおける長期間にわたる地震観測記録から推定した地震波伝播時間の経時変化
ダム工学,25.4:218-229 2015
茂木秀則, 川上英二, 小田優介, 大町達夫

アースダムにおける長期間にわたる地震観測記録のNIOM解析と堤体の物性評価
ダム工学,25,3:139-149 2015
茂木秀則, 曽田英揮, 川上英二, 大町達夫

Nonlinear Soil Behavior Examined on the Basis of Propagation Time Observed at the KiK-net Ichinoseki-Nishi Vertical Array
Bulletin Seismological Society of America,103,1:180-195 2013
H. Mogi, S. M. Shrestha, H. Kawakami and J. Kawamura

常時微動観測に基づく岩塊の振動特性と回転半径の推定方法
第13回岩の力学国内シンポジウム講演論文集:4 2013
別役 昌孝,長田 昌彦,茂木 秀則,荒井 進吾

女川原子力発電所における東北地方太平洋沖地震前後の地震波の伝播速度の変化
日本地震工学会論文集,12, 5:36-54 2012
茂木 秀則, 川上 英二

Effects on Earthquake Response of a Flexure Building: A Shear Building Comparison
International Journal of Structural Stability and Dynamics,10.2:187-203 2010
E. A. Tingatinga, H. Kawakami, and H. Mogi

TEMPORAL VARIATION OF S-WAVE VELOCITY AT PORT ISLAND VERTICAL ARRAY SITE DURING AND AFTER THE HYOGOKEN-NANBU EARTHQUAKE BY USING MODIFIED NORMALIZED INPUT-OUTPUT MINIMIZATION (MOD-NIOM) METHOD
Journal of Japan Association for Earthquake Engineering,10.5:21-37 2010
Santa Man SHRESTHA, Hideji KAWAKAMI, Hidenori MOGI

柏崎刈羽原子力発電所内の鉛直アレーにおける新潟県中越沖地震とその前後のS波速度の経時変化
日本地震工学会,日本地震工学会論文集,9(1):19-31 200902
茂木秀則,SHRESTHA Santa Man,川上英二,岡村真也

柏崎刈羽原子力発電所内の鉛直アレーにおける新潟県中越沖地震とその前後のS 波速度の経時変化
地震工学会論文集,9(1):19-31 2009
茂木 秀則, SHRESTHA Santa Man, 川上 英二, 岡村 真也

KiK-net一関西観測記録から推定した岩手・宮城内陸地震とその前後のS波伝播時間の経時変化と地盤の非線形挙動
日本地震工学会,日本地震工学会論文集,9(5):44-56 2009
茂木秀則、SHRESTHA Santa Man、川上英二、川村潤也

常時微動観測による岩塊の振動特性の検討
岩の力学連合会,12回岩の力学シンポジウム:CDROM 200809
茂木秀則,高橋学,長田昌彦,荒井進吾

基盤断層の変位が第四紀地盤上の構造物に与える影響の評価
埼玉大学総合研究機構地域共同研究センター産学連携推進部門,埼玉大学地域共同研究センター紀要,7:80-83 2006
岩下 和義, 谷山 尚, 長田 昌彦, 川上 英二, 茂木 秀則, 斎藤 正人
This article describes the evaluation of ground and structure damages due to active fault displacement. This study was supported by Japan Nuclear Energy Safety Organization (JNES). Three topics are mainly studied, 1. Dynamic properties of granular materials those are the component of soft surface layer, 2. Numerical simulation methods for predicting ground dislocation due to active fault displacement and 3. wave propagation distortion due to existing active fault in soft surface layer.
Active Fault, quaternary alluvium, structure

境界要素法とノイマン級数に基づく摂動解法を組合せた起伏地形の地震応答解析手法
社団法人土木学会,土木学会論文集,787(I-71):81-90 200504
茂木 秀則,川上 英二,福原 幸司
BOUNDARY ELEMENT-PERTURBATION METHOD USING NEUMANN SERIES EXPANSION FOR SEISMIC RESPONSE ANALYSIS OF THE GROUND WITH IRREGULAR SURFACE

地形、樹木、建物群などの地表面の条件が地震動に与える影響の解明(課題番号 : 14380199)
科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書,平成14-16年度 200503
川上 英二,渡邉 啓行,茂木 秀則,谷山 尚

アレイ観測記録の解析手法の開発・体系化と学内アレイ観測網の拡充(課題番号 : 10450171)
科学研究費補助金(基盤研究B)研究成果報告書,平成10-12年度 200103
川上 英二,渡邉 啓行,茂木 秀則,谷山 尚,韓 思雄,ハダディ ハミド レザ

SIGNALデータの統計解析に基づく最大加速度の空間的確率分布
社団法人土木学会,土木学会論文集,647(I-51):369-378 200004
茂木 秀則,川上 英二
SPATIAL DISTRIBUTION OF PEAK GROUND ACCELERATIONS ESTIMATED FROM `SIGNAL' DATABASE

強震動アレーデータに基づく隣接二地点間の最大加速度比の確率分布
社団法人土木学会,土木学会論文集,626(I-48):219-230 199907
川上 英二,茂木 秀則
PROBABILITY DISTRIBUTION OF PEAK GROUND ACCELERATION RATIOS ESTIMATED FROM STRONG GROUND MOTION ARRAY DATTABASE

不整形地盤におけるSH波の入射境界増幅率と分布入射波平均増幅率
土木学会論文集,605(I-45):91-103 1998
共著

ライフライン耐震診断プログラムILASの強化と地域性を考慮した主要都市への適用(課題番号 : 07558055)
科学研究費補助金(基盤研究 (B))研究成果報告書,平成7-8年度 199703
川上 英二,茂木 秀則,野田 茂,佐藤 正行

Probability Distributions of Spectra and Spectral Ratios
IS-Tokyo,Earthquake Geotechnical Engineering,1:573-578 1995
共著

剛基板上の弾性層を伝わるレーリー波について
日本地震学会,地震第二輯,47:63-72 1994
共著

学会発表
ロックフィルダム堤体の地震波の伝播速度の検討
ダム工学会研究発表会,ダム工学会研究発表会 202011
茂木秀則

VIBRATION CHARACTERISTICS OF ROCKFILL DAM BASED ON EARTHQUAKE OBSERVATION RECORDS
World conference on earthquake engineering:C002832 202009
Mogi, Hidenori and Kawakami, Hideji

柏崎刈羽原子力発電所内の鉛直アレー観測記録のNIOM解析
日本地震工学会,日本地震工学会第6回年次大会:216-217 200811
茂木秀則,SHRESTHA Santa Man,川上英二,岡村真也

その他
ダムの入力地震動と耐震性能評価検討ワーキンググループ報告 (大ダム No.243, pp.5-46)