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プロフィール

野中 進 ノナカ ススム

所属部署名 役員 電話番号
職名 教学・学生担当理事・副学長  教育機構長  教授 ■FAX番号
住所 埼玉県さいたま市桜区下大久保255 ■メールアドレス nonaka@mail.saitama-u.ac.jp
■ホームページURL http://nonakasusumu.jimdo.com

プロフィール

兼担研究科・学部

教養学部 教養学科ヨーロッパ文化・アメリカ研究専修課程
人文社会科学研究科

研究分野

ロシア文学・文化、文学理論

現在の研究課題

20世紀のロシア文学・文化研究。とくにアンドレイ・プラトーノフ、ワシーリー・ローザノフ、ミハイル・バフチン、ロシア・フォルマリズム等を中心に、文学作品における〈かたち〉と〈意味〉の関連に関する理論的・実証的研究を進めている。

所属学会

所属学会
日本ロシア文学会

学歴

出身大学院・研究科等
1997 , 東京大学 , 博士 , 総合文化研究科 , 単位取得満期退学
1993 , 東京大学 , 修士 , 総合文化研究科
出身学校・専攻等(大学院を除く)
1989 , 東京大学 , 教養学部 , 卒業
取得学位
学術修士 , 東京大学大学院 , 修士論文「ミハイル・バフチン『ドストエフスキーの創作の諸問題』について」
博士(学術) , 東京大学大学院

受賞学術賞

1994 , 日本ロシア文学会研究発表奨励賞

研究職歴等

研究職歴
1999 , 埼玉大学教養学部助教授
1997 , 埼玉大学教養学部講師

研究活動業績

研究業績(著書・発表論文等)

著書
ロシア小説講義ノート(改訂版)
埼玉大学教養学部リベラルアーツ叢書:1-244 202312
ISBN:978-4-9910139-5-9
野中進

ロシア小説講義ノート
埼玉大学教養学部リベラルアーツ叢書:1-244 202205
ISBN:9784991013959
野中進

Russian Culture on the Crossroads of History: Far East, Close Russia. Vol. 4.
Belgrade-Seoul-Saitama: Logos. :127-142
Valerij Gretchko, Hye Hyun Nam, Susumu Nonaka, SooHwan Kim, (eds.)

Russian Culture Under the Sign of Revolution: Far East, Close Russia: The Evolution of Russian Culture. Vol. 2.
Logos:105-114
Valerij Gretchko, SooHwan Kim, Susumu Nonaka (eds.)

秘められた比喩:アンドレイ・プラトーノフの文体の詩学(Сокровенные тропы: поэтика стиля Андрея Платонова)
ロゴス(Логос)[セルビア]:1-179
野中進

論文
若者はどのように文学に感動するか―日本人大学生の文学的感動の喚起要因と反応についての探索的研究(I)
埼玉大学紀要(教養学部),59(1):113–128 2023
野中進・趙丹寧

若者はどのように文学に感動するか(II)―文学的感動が日本人大学生に与える影響についての探索的研究
埼玉大学紀要(教養学部),59(2):59-73 2023
野中進・趙丹寧

«Що визначає національного письменника? (за твором Ясунарі Кавабати «Тисяча журавлів»)», Translated by O. Nikolenko.
Зарубiжна лiтература в школах України.(『ウクライナの学校における外国文学』),2023(8):6-9 2023
NONAKA Susumu

差別語のメトニミー的原理について―または能力主義をめぐる学生たちとの対話
埼玉大学紀要(教養学部),58(2022)(2):87-103 202203
野中進

「人は何に慣れることができて、何を忘れてはいけないのか:A. プラトーノフの伝統主義によせて」【原文ロシア語】
Studia Literarum ,6(4):300-313 2021
Susumu Nonaka

「何を笑っているんだ?自分のことを笑っているんだぞ!」再論 : 世界文学的アプローチの試み」
Slavistika,35:359–371 2020
野中進

「何を笑っているんだ?自分のことを笑っているんだぞ!」再論—世界文学の文脈で【原文ロシア語】
Slavistika(東京大学文学部スラブ語スラブ文化専攻紀要),35:359–371 2020
野中進

A. プラトーノフにおける土を掘るモチーフの多面性(「八分の一」その他の後期短編)【原文ロシア語】
エヴゲーニー・ヤブロコフ編『アンドレイ・プラトーノフの詩学 第4集:地平線上に:プラトーノフ的空間』,4:84–94 2019
野中進

「何を笑っているんだ?自分のことを笑っているんだぞ!」再論—世界文学の文脈で【原文ロシア語】
『文献学研究』(ポルタワ教育大学),30:15-19 2019
野中進

A. プラトーノフにおける土を掘るモチーフの多面性(「八分の一」その他の後期短編)【原文ロシア語】
エヴゲーニー・ヤブロコフ編『アンドレイ・プラトーノフの詩学 第4集:地平線上に:プラトーノフ的空間』モスクワ:ポリメディア社,4:84–94 2019
野中進

言語表現はいかに形を得て、人を慰めるか―アンドレイ・プラトーノフの手紙の一節によせて―
河正一・島田雅晴・金井勇人・仁科弘之編『言語をめぐるX章:言語を考える、言語を教える、言語で考える』埼玉大学教養学部リベラルアーツ叢書別冊2,1:455―468 2017
野中進

Платонов между реализмом и модернизмом: сравнение как конструктивный принцип романа(リアリズムとモダニズムの間のプラトーノフ:長編小説の構成原理としての直喩)
"Страна философов" Андрея Платонова: проблемы творчества. Выпуск 8. Андрей Платонов и его современники. Исследования и материалы,8:176—182 2017
НОНАКА Сусуму(野中進)

Запас лиризма: К жанровой соотнесенности стихов и прозы Андрея Платонова(抒情のストック:アンドレイ・プラトーノフの詩と散文の相関によせて)
Поэтика Андрея Платонова,3:90-103 2017
НОНАКА Сусуму(野中進)

Как выражение получает свою форму и утешает человека. К одному мотиву в письмах А. Платонова(表現はいかに形を得て、人を慰めるか―アンドレイ・プラトーノフの手紙の一節によせて)
Философский полилог(フィロソフスキー・ポリローグ),1:111—125 2017
НОНАКА Сусуму(野中進)

世界文学の文脈で読むV.グロスマン(ソヴィエト期のロシア文学の再評価の問題によせて)【原文ロシア語】
アンドレイ・ドミートリエフ、パーヴェル・グルシャコフ編『ボルフェドの愛の島:ボリス・フョードロヴィチ・エゴロフ90歳記念論集』サンクトペテルブルグ:ロストク社,1:645—652 2016
Susumu Nonaka

まなざしと声:アンドレイ・プラトーノフ作品のもう一つの精神分析的読解 (原文ロシア語)
Acta Slavica Iaponica,29:87-102 2011
NONAKA Susumu

他人の手紙への注釈 ローザノフのメディア的対話性の手法(『文学的追放者』その他) [原文ロシア語]
Slavic Research Center,Acta Slavica Iaponica,27:125-138 2009
野中進

トゥイニャーノフの「意味の意味」
平成18年度 19年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書『ロシア・フォルマリズム再考:新しいソ連文化研究の枠組における総合の試み』(研究代表者 野中進;課題番号 18520172)、:7-35 2008
野中進

プラトーノフの文体的原理としてのカテゴリー・ミステイク(『土台穴』) (原文ロシア語)
ロシア文学研究所: ペテルブルグ,アンドレイ・プラトーノフの創作,4集:62-73 2008
NONAKA Susumu

シクロフスキーの『オプチミズムの探求』について ジャンル、文学理論、時代へのコミットの観点から
ロシア語ロシア文学研究,39:58-65 2007
野中進

愚痴と文学
東京大学出版会,柴田元幸編『文字の都市 世界の文学・文化の現在』:63-84 2007
野中進

K.Barsht €"Poetika prozy Andreja Platonova€" (2-nd izd.), St.Petersburg, P.Bullock, €"The Feminine in theProse of Andrey Platonov€", London
日本ロシア文学会,ロシア語ロシア文学研究,38:143-146 2006
野中進

シクロフスキーにおける再認の概念
埼玉大学紀要 教養学部,41(2):91-128 2006
野中進

ミハイル・バフチンの批評
新書館,現代批評理論のすべて:22-25 2006
野中進

ロシア・フォルマリズム
新書館,現代批評理論のすべて:18-21 2006
野中進

Povtor sravnenij v Chevengure (K postanovke voprosa)
Strana filosofov (IMLI RAN: Moskva),6:335-344 2005
Nonaka Susumu

A.プラトーノフ『土台穴』におけるくびき語法
北海道大学スラブ研究センター,スラヴ研究,51:273-293 2004
野中進

Syllepsis v "Kotlovane" A. Platonova
IRLI (St.Petersburg),3:378-399 2004
野中進

プラトーノフについての回想をどう読むか
北海道大学スラブ研究センター,21世紀COEプログラム研究報告集,4:14-21 2004
野中進

ミハイル・バフチン『フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化』
青土社,『ユリイカ 総特集20世紀を読む』:184-185 1997

歴史と超越:カガンとバフチン
せりか書房,ミハイル・バフチンの時空:250-63 1997

ゴーゴリにおけるリアルなもの,幻想的なもの,グロテスクなもの[ロシア語]
Slavistica,11:71-95 1995

学会発表
I. A. Richards’ Theory of Meaning in the Context of Globalization
Eighth International Symposium on European Languages in East Asia: Acceptance, Absorption, and Transformation in Languages, and Cultures between East Asia and Europe,Eighth International Symposium on European Languages in East Asia: Acceptance, Absorption, and Transformation in Languages, and Cultures between East Asia and Europe,1:25-34 201709
Susumu NONAKA

セッション"Semiotic Tradition in Russia: Perspectives from East and West"の司会とコメンテータ
第8回ICCEES世界大会,ICCEES VIII 201007
野中進

ワシーリー・ローザノフと女性読者たち [原文ロシア語]
東アジア・スラヴィスト会議 201003
NONAKA Susumu

まなざしと声 A.プラトーノフにおける鏡像忌避とその周辺
日本ロシア文学会全国大会,ロシア語ロシア文学研究(41別冊):14 200910
野中進

ウーリャ再論:アンドレイ・プラトーノフにおけるまなざしと声 [原文ロシア語]
国際プラトーノフ学会 200909
NONAKA Susumu

V.ローザノフにおけるメディア的対話性の手法としての他人の手紙への注釈(『文学的追放者』など) (原文ロシア語)
マルギナリア2008:文化の周縁とテクストの境界,マルギナリア2008:文化の周縁とテクストの境界」(ユーリエフ・ポーリスキー、2008年10月3-5日)報告要旨集、モスクワ:99-101 200810
NONAKA Susumu

シクロフスキーの『オプチミズムの探求』について
日本ロシア文学会,ロシア語ロシア文学研究,39:58-65 200710
野中進

プラトーノフの文体の原理としてのカテゴリーミステイク(原題はロシア語)
Mezhdunarodnyj platonovskij seminar (国際プラトーノフ・セミナー) 200710
野中進

シクロフスキーにおける再認の概念
日本ロシア文学会,ロシア語ロシア文学研究,38 200510
野中進

その他
И.В. Кондаков (ред.). Традиционное и нетрадиционное в культуре России. М.: Наука, 2008
日本ロシア文学会全国大会,ロシア語ロシア文学研究(41):85-88 200910

ロシア・フォルマリズムの理論的発展と1920年代ソ連文学の論争状況の相関関係についての研究
埼玉大学総合研究機構,総合研究機構研究プロジェクト研究成果報告書(5(18年度)):232-233 2007
野中 進

スターリニズム文化の形成過程とロシア・ナショナリズムの関係についての基礎的研究
埼玉大学総合研究機構,総合研究機構研究プロジェクト研究成果報告書(4(17年度)) 2006
野中 進

パネルディスカッション:「その後」のフォルマリストたち ロシア・フォルマリズム再考(企画・司会:野中進)
,ロシア語ロシア文学研究,39:153 2006

「ヴォロネシと東京で。V. A.スヴィテリスキーとの忘れられぬ出会い」【原文ロシア語】

革命記念日に生まれて:子どもの目で見た日本、ソ連
東洋書店新社:1-438
野中進

В. А. Фатеев. Н. Н. Страхов: Личность. Творчество. Эпоха. СПб.: Издательство «Пушкинский Дом». 2021. 652 с.の書評。

書評:三浦清美著『ロシアの思考回路 その精神史から見つめたウクライナ侵攻の深層』扶桑社新書、2022年、295頁.『ロシア文化研究』30号(2023)、111–115、早稲田大学ロシア文学会。

Н. В. Ковтун. Трикстер как герой нашего времени: на материале русской прозы второй половины ХХ-ХIХ века. М.: Флинта 2022. 408 с.の書評。『ロシア語ロシア文学研究』55号、186–196、日本ロシア文学会。

「勇気づけたのは文学 『ロシア・東欧の抵抗精神』石川達夫編著、貝澤哉・奈倉有里・西成彦・前田和泉著」『産経新聞』2023/10/29、朝刊21頁。

Н. В. Ковтун. Трикстер как герой нашего времени: на материале русской прозы второй половины ХХ-ХIХ века. М.: Флинта 2022. 408 с.の書評。『ロシア語ロシア文学研究』55号、186–196、日本ロシア文学会。

教育活動実績

授業等

スラヴ文化コース基礎演習C , 教養学部
ユーラシア研究特殊講義 , 教養学部
露語ⅠA , 教養教育