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プロフィール
川野 靖子
カワノ ヤスコ
■所属部署名 |
人文社会科学研究科 |
■電話番号 |
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■職名 |
教授 |
■FAX番号 |
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■住所 |
埼玉県さいたま市桜区下大久保255 |
■メールアドレス |
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■ホームページURL |
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プロフィール
兼担研究科・学部
- 教養学部 教養学科日本・アジア文化専修課程日本文化専攻
研究分野
- 日本語学
- キーワード:日本語文法 , 意味論 , 格 , 動詞
現在の研究課題
- 現代日本語における格体制の交替現象に関する研究
- キーワード:壁塗り代換 , 格交替 , 範疇的語義
所属学会
- 所属学会
-
日本語学会
-
日本語文法学会
-
日本語教育学会
-
日本言語学会
学歴
- 出身大学院・研究科等
-
2003 , 筑波大学 , 博士 , 文芸・言語研究科 , 言語学専攻 , 修了
- 出身学校・専攻等(大学院を除く)
-
1997 , 筑波大学 , 第二学群 , 日本語・日本文化学類 , 卒業
- 取得学位
-
博士(言語学) , 筑波大学
-
修士(言語学) , 筑波大学
研究職歴等
- 研究職歴
-
2011 - 2021 , 埼玉大学教養学部准教授
-
2008 - 2011 , 福岡女子大学文学部准教授
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2003 - 2008 , 福岡女子大学文学部講師
研究活動業績
研究業績(著書・発表論文等)
- 著書
-
壁塗り代換をはじめとする格体制の交替現象の研究―位置変化と状態変化の類型交替―
ひつじ書房:283頁 202102
ISBN:978-4-8234-1062-8
川野靖子
- 論文
-
明治・大正期の雑誌を資料とした「満ちる」「満たす」の格体制の調査―構成物を表す「~ヲ以テ」「~ニテ・デ」「~ニ」の分布の異なり―
埼玉大学紀要(教養学部),59(2):43-57 2024
川野靖子
-
動詞「満つ・満たす」の格体制―上代から中世まで―
埼玉大学紀要(教養学部),58(2):37-55 2023
川野靖子
-
壁塗り代換における位置変化用法と状態変化用法の関係について―多義との違いは何か―
埼玉大学紀要 教養学部,55(2):37-50 2020
川野靖子
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A Critical Review of English Locative Alternation Studies: Proposal for Distinguishing between Alternating and Non-alternating Verbs
Saitama University Review (Faculty of Liberal Arts) ,54-2 (埼玉大学紀要 教養学部 54-2):17-37 2019
Yasuko KAWANO
-
「彼には積極性が欠けている」と「彼は積極性に欠けている」―「満ち欠け代換」の成立原理―
埼玉大学紀要 教養学部,53(2):97-116 2018
川野靖子
-
格体制の交替の観点からみた「囲う」の意味的特徴―壁塗り代換や餅くるみ交替を起こさない理由―
埼玉大学教養学部リベラル・アーツ叢書別冊2 仁科弘之教授退職記念論文集 言語をめぐるX章:128-141 2017
川野靖子
-
「グラスから水を空ける」と「グラスを空ける」―離脱型壁塗り代換の分析―
埼玉大学紀要 教養学部,52(2):121-134 2017
川野靖子
-
壁塗り代換は、なぜヴォイスのカテゴリーに入らないのか
埼玉大学紀要 教養学部,51(2):81-93 2016
川野靖子
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壁塗り代換は体系的な文法現象である―山田昌裕(2004)「壁塗り代換(spray paint hypallage)―文法現象の存在をめぐって―」への反論として―
小出慶一教授退職記念論文集 ことばの本質を求めて (埼玉大学教養学部リベラル・アーツ叢書別冊1):26-43 2016
川野靖子
-
現代日本語の動詞「詰める」「覆う」の分析―格体制の交替の観点から―
埼玉大学紀要(教養学部),48(2):33-43 201303
川野靖子
-
壁塗り代換を起こす動詞の特徴―現代日本語の自動詞を中心に―
福岡女子大学国文学会 香椎潟(第56・57合併号):左1-14 2012
-
壁塗り代換と餅くるみ交替の両方が可能な動詞―「巻く」と「埋める」の分析―
福岡女子大学文学部,文藝と思想(75):201-217 2011
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壁塗り代換を起こす動詞と起こさない動詞―交替の可否を決定する意味階層の存在―
日本語学会,日本語の研究,5(4):47-61 2009
ISBN:https://doi.org/10.20666/nihongonokenkyu.5.4_47
-
現代日本語における位置変化構文と状態変化構文の交替現象―格成分の対応の仕方―
日本語学会,日本語の研究,2(1):32-47 2006
ISBN:https://doi.org/10.20666/nihongonokenkyu.2.1_32
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構文交替の観点からみた「あふれる」の分析
福岡女子大学国文学会,香椎潟(52):19-31 2006
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移動動詞と共起するヲ格句とニ格句―結果性と限界性による動詞の分類と格体制の記述―
ひつじ書房,ひつじ研究叢書<言語編>42 現代日本語文法 現象と理論のインタラクション:273-296 2006
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空間表現における格成分の語順
日本語教育学会,日本語教育(120):23-32 2004
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「桜の葉に餅をくるむ」と「餅を桜の葉でくるむ」―壁塗り代換との関連性―
福岡女子大学国文学会,香椎潟(50):1-14 2004
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位置変化動詞と結果の副詞句
筑波大学人文社会学研究科日本語学研究室,筑波日本語研究(8):39-48 2003
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自動詞文における二種類の代換現象と所有関係
日本語文法学会,日本語文法,2(1):22-42 2002
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ヲ格句を伴う移動動詞句について―アスペクト的観点からの動詞句分類における位置づけ―
筑波大学国語国文学会,日本語と日本文学(33):25-38 2001
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いわゆる「壁塗り代換」における動詞の条件
筑波大学文芸・言語研究科日本語学研究室,筑波日本語研究(6):61-72 2001
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主体変化を表す他動詞文の分析
筑波大学文芸・言語研究科日本語学研究室,筑波日本語研究(5):39-52 2000
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位置変化動詞と状態変化動詞の接点―いわゆる「壁塗り代換」を中心に―
筑波大学文芸・言語研究科日本語学研究室,筑波日本語研究(2):28-40 1997
研究費
- 科学研究費補助金(研究代表者)
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2023-2027 , 日本語における格体制の交替現象の歴史的変化に関する基礎的研究 , 基盤研究(C)
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2020-2020 , 『壁塗り代換をはじめとする格体制の交替現象の研究―位置変化と状態変化の類型交替―』 , 研究成果公開促進費(学術図書)
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2018-2020 , 現代日本語の文法体系における格体制の交替現象の位置づけ:関連諸現象との比較から , 基盤研究(C)
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2014-2017 , 現代日本語における格体制の交替現象の諸タイプに関する研究:成立原理の統一的説明 , 基盤研究(C)
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2011-2013 , 格体制の交替現象に関する日英語の対照研究―動詞の意味の階層性に着目した分析― , 若手研究B
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2008-2010 , 包括的な格理論の構築を目指した格体制の交替現象に関する研究 , 若手研究B
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2006-2007 , 現代日本語の構文体系を明らかにするための方法論の研究 , 若手研究B
- 科学研究費補助金(研究分担者)
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2006-2008 , 従属節における、節の内部構造と文内位置との相関に関する研究 , 基盤研究(C)
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2005-2006 , 文法理論の適切な適用範囲の検証と、体系的な教育文法理論の構築 , 基盤研究(C)